インテリアや雑貨選びでよく聞く「南欧風スタイル」とは?

インテリアや雑貨を探していると「南欧風」「南欧スタイル」という言葉を耳にしていると思います。では南欧スタイルとは一体どんなスタイルなのでしょうか?そもそも南欧とは何のことなのでしょうか?そんな「南欧スタイル」をまとめてみましたので良かったら参考にしてみてください。

目次

南欧ってどこ?

南欧とは南ヨーロッパのことで、特に西洋の中でも歴史の古く地域で地中海沿岸の地域です。もう少し詳しく言えばピレネー山脈以西、アルプス山脈以南、バルカン半島の地中海側の地域で、地中海も島々も含まれるようです。ヨーロッパなので同じ仲介沿岸でも北アフリカや、トルコは違う地域になります。地中海沿岸の地域は古くから交易も盛んで、文化芸術もとても発展しています。豊かな自然ときれいな景色に恵まれたこの地域は、世界中から観光客が訪れ、高級リゾート地としても常に注目されています。

高度な技術と豊かな文化

南ヨーロッパはルネサンスなどに代表されるように古代より世界の文明に大いに影響をもたらした地域でもあり歴史的な美術家、建築家などを生み出した地域。古い伝歴史と伝統、高度な建築技術と工芸技術、それらに裏付けされて作られた家具やインテリアは、美術品のようなものまであります。また南欧スタイルは常に変化と進化を繰り返しており、17世紀のバロック、18世紀のロココ、18世紀のネオクラシックなど時代の流れととも常に変化しています。

南欧に見られる家の特徴

南欧の多くの家に見られる大きな特徴は外壁が土で作られており、外壁だけではなく室内も土が利用されています。土というか漆喰という建材なのですが、南欧はこの漆喰の原料となる良質な石灰が豊富でヨーロッパの工芸や建築資材の原料としてローマ帝国があった時代から大昔から利用されてきました。レンガを積み重ねて漆喰で仕上げて強化して工法で作られた家は夏は日差しが強く乾燥する地中海の気候に耐え調湿性に優れています。

あたたかく、おおらかななデザイン

地中海に面し豊かな自然と美しい景色に囲まれた生まれた南欧スタイルの住宅は、暖かくおおらかなデザインが特徴。南欧スタイルは地域によって大小様々な違いはありますが、南欧に住む人々の陽気で開放的な気質とヨーロッパの伝統が根底には流れているようです。

南欧の代表的なスタイルと言えばフランスのプロバンススタイルを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?プロバンススタイルは南フランスの伝統的なスタイルで、塗り壁、テラコッタスタイルの家などが特徴的で、日本国内でも輸入住宅の人気スタイルの一つです。

南欧風のインテリアは使い込むことで味がでる

伝統的なスタイルをモチーフにした南欧の家やインテリアは、大切にしながら代々補修しながら使うことが多いようです。また使い込むことによって味がると言われています。この伝統を大切にする精神は日本人の「ものを長く大切に使う心」に通じるものがありますね。

いかがだったでしょうか?家具や雑貨に使われるスパニッシュテイスト(南欧風)の意味は少しはイメージできましたが?興味のある方は是非インテリアなどを実際に見てその風合いなどを感じてみてくださいね。

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